FOCAL POINTに出展いたします。


広島県福山市で粉体塗装を手がける有限会社シリウスは、2026年9月2日(水)から開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー 秋2026」内の特別企画「LIFE×DESIGN FOCAL POINT」にて、新ブランド「EMBELLISH(エンベリッシュ)」を発表します。

 

EMBELLISHは、これまで主に工業製品の仕上げとして用いられてきた粉体塗装を、空間やプロダクトに新たな表情をもたらす表現手法として捉え直すブランドです。耐久性や防錆性といった機能に加え、色彩の重なり、素材の質感、光や角度によって変化する奥行きのある表情を価値として発信していきます。


粉体塗装が実現する、豊かなカラーグラデーション

同社は2002年の創業後、2012年に粉体塗装工場を設立。工業製品向けの塗装を数多く手がける中で、代表の杉原広昭は粉体塗装が持つ豊かな表現力に着目しました。粉末塗料を静電気で付着させ、高温で焼き付ける工程では、粉が溶け合い、わずかな条件の違いによって一点ごとに異なるグラデーションや質感が生まれます。完全な均一性ではなく、偶然性を含んだ個性こそが、この技術ならではの魅力です。


デザインや表現の生み出す起点としての塗装

「EMBELLISH」は「装飾する」「美しく飾る」を意味します。塗装を表現の起点と捉え、デザイナーやクリエイターとの協働を通じて、素材・色・光の可能性を探究します。プロダクトデザイナー・薄上紘太郎氏と約1年半にわたり検討を重ね、粉体塗装の価値を伝える、デザインとアートの間に位置するプロダクトを提案します。


プロダクトデザイナー、薄上紘太郎とのコラボレーション

第一弾として発表するのは、薄上紘太郎氏のデザインによるウォールアートシリーズ「Compositions(コンポジションズ)」です。グラデーション塗装を施したパーツをマグネットで組み替えることで、鑑賞者自身が向きや配置を変え、一つの作品の中にさまざまな表情を生み出せます。


EMBELLISHは今後も、プロダクトデザイナー、建築家、アーティストなどとの協働を通じ、工業技術として培われた粉体塗装をデザインやアートの領域へ広げ、その新しい価値を提案していきます。